ビデオ会議のマナーについて考えてみた

ビデオ会議 Web

全国の在宅ワーカー様、お疲れ様です。

新型コロナウイルスの影響でテレワークを余儀なくされている今日このごろ。
新しい取り組みで慣れないことも多々あると思います。

日々、ZoomやGoogle Meet、Skypeなどでビデオ会議をしていますが、いろいろな場面に遭遇します。そこで今回はビデオ会議でのマナーについて考えてみました。

服装について

私の経験では、ネクタイを締めたりジャケット着用など、フォーマルな方々はいませんでした。男性では襟のついたシャツを着ている人が多いと思います。派手な私服は避けて、不快に見えなければOKと思います。よくある話ですが、画面では下半身が見えないからと言ってもきちんとしたズボンは履いたほうがいいです。不意に立ち上がると大変なことになります。

身だしなみ

身だしなみ

男性の場合、無精髭が生えていたり、頭髪は寝ぐせがついていると印象が良くないかもしれません。また、女性の場合は最低限のメイクは必要と思います。気をつけましょう。

無精髭

背景や場所

書斎があればベストですが、なるべく同居者から干渉を受けない場所を選びましょう。また、部屋が散らかっていたり部屋干ししている洗濯物が映り込むと印象が良くないです。やむを得ない場合はバーチャル背景(Zoomの機能)を使用して生活環境が見えないようにしましょう。

洗濯物が背景に写り込む

Zoomのバーチャル背景(仮想背景)

Zoomにあらかじめ用意されている背景を用いることが多いですが、自分の好みの背景画像や動画を設定することも可能です。親しい仲間であれば面白い背景を設定して楽しむのも良いと思います。ただ、お客様や会社関係者とのフォーマルなビデオ会議ではなるべく無難な画像が望ましいと思います。

バーチャル背景

喫煙について

改正された健康増進法が、2020年4月1日より全面施行されました。ほとんどの会社のオフィスや応接室で喫煙はできなくなっていると思います。自宅の自分の部屋だと自由に吸っている方はいらっしゃると思いますが、果たしてビデオ会議中に吸っても良いものでしょうか。明確な答えは無いですが、時と場合によると思います。昔(昭和~平成)は、営業の商談や社内会議は応接室等でたばこを吸いながらしていました。受動喫煙という観点からはWEB会議においては必要ないとはいえ、お客様やフォーマルな会議では相手から不快に見られる恐れがあるのでやめておいたほうが無難でしょう。

会議中の喫煙

音声について

パソコンに付いているマイクやスピーカーでも十分ですが、次のようなケースがあるのでヘッドセットがおすすめです。

・同居者も在宅ワークをしていれば音声がもれないようにヘッドフォンを着用し配慮する。
・パソコンに付いているマイクは正面の音は拾いやすいですが、横を向いてしゃべると声が拾われにくい場合があります。

ヘッドセット装着

ミュート機能の活用

1対1でのミーティングではそれほど必要無いですが、複数の人でビデオミーティングをしていると咳払いや相づちなどが気になる場合があります。その場合、自分が発言するとき以外はマイクをミュートしておくことをおすすめします。
ただ、自分の発言の際にミュート解除を忘れてしゃべっていることがよくあるので気をつけましょう。

マイクのミュート

Zoomのミュートの便利な活用方法

Zoomでマイクをミュートしたままで、PCのキーボードのスペースキーを押している間だけミュートが解除されるという機能がありますのでとても便利です。
また、マイクをミュートしたまま発言していると画面にアラートが出て教えてくれます。

子育てしながら仕事

子育てや介護をしながら家で仕事をするのは本当に大変だと思います。ときには子供の声やペットの鳴き声がして場が和むこともありますよね。みんなそれぞれの事情を抱えて仕事をしているので、完全な環境を作りあげることは不可能だと思いますが、ビデオ会議をして自分が感じたことや思ったことを仲間と共有したり、相手の気持ちを考えたりしながら工夫をして、気持ちよく在宅ワークができることを願います。