Google検索結果の上位に表示されるGoogleマップのビジネス情報があります。
この枠には3件のビジネス情報が表示されます。
この枠に表示させるため(Googleマップの上位も含む)に最適化することをMEO(マップエンジンオプティマイゼーション)といいます。
この枠を狙うために、各店がしのぎを削る訳です。
ビッグワードを狙うべきか
ほとんどの方はいわゆるビッグワード(例えば、居酒屋、中古車、スポーツジムなどの大きなカテゴリ名)で上位表示させたいために、そのキーワードにこだわります。
良く考えてみてください。
もちろん、ビッグワードで上位に表示されれば有利ですが、皆さんの商圏に競合他社が何件いるでしょう。何十、何百の店舗があると思います。その中で上位3位に入るのは至難の業です。なかなか上位に上がらないので途中で諦めている方も多いのではないでしょうか。
Googleビジネスプロフィールでビッグワードだけを狙うだけでなく、特徴を活かして効果的な運用をしなくてはいけません。
効果的な運用とは、検索者のニーズに幅広く答えを出すこと
自分たちのビジネスを知ってもらうために、自分たちの取り扱っている商品やサービスをGoogleビジネスプロフィールに掲載するべきです。そうすることによって、商品やサービスを見つけてもらいやすくなります。
なぜ、この運用が必要かというと、検索しているユーザーは1単語ではなく、複数の単語で検索しています。いわゆる「キーワードインテント」というもので、検索者が何を知りたいかという意志が複数の検索キーワードに現れます。
例えば、「居酒屋」ではなく「新橋 居酒屋」と検索されるのは、新橋の居酒屋を探しているという検索者の意志がわかります。「新橋 居酒屋 個室」は、新橋の居酒屋で個室があるお店を探しているということです。他にも、「海鮮」「飲み放題」「大人数」など、様々なニーズがあると思います。
ということは、「居酒屋」で検索結果1位になることではなく、自分たちの提供している商品やサービス名で検索された際に、なるべく露出を増やすということが如何に重要か理解できるはずです。
では、どうやって運用していけばよいでしょう。
ビジネス情報>概要>説明
この箇所は、自社ビジネスの概要を750文字以内で記載します。
商品やサービスには記載しにくいお店のスペックや強みなどを記載しておくと良いでしょう。
商品を編集
「商品を編集」というメニューで、自社で販売している商品を登録します。
入力する情報は、商品/サービス名、カテゴリ、商品価格、商品の説明、写真です。
商品の説明欄にはしっかりと検索者のニーズとなり得るキーワードを入れます。
サービスの編集
メインカテゴリは、自社の主たる業種を選択しますが、提供しているサービスは自由に入力できます。
最新情報を追加
その名の通り、最新情報を追加できます。こまめに更新することでGoogleにも認識されやすくなると思われます。ここでは、以下の3つの項目での投稿ができます。
最新情報を追加
顧客への最新情報をGoogleに投稿します。
特典を追加
特典を作成してユーザーを呼び込みましょう。
イベントを追加
開催予定のイベントについてユーザーに知らせましょう
まとめ
ビッグワードを狙うのも大切ですが、世の中の幅広いニーズに答えることによって、お店が見つけてもらいやすくなります。
そのためには、Googleビジネスプロフィールの機能を活かしきることです。
お客様は、お店を決めるまでに複数のキーワードで検索し、複数回の検索で候補をいくつか絞り込みます。こういった顧客行動を理解しながら、どのような情報を掲載すれば効果的かを考えながらGoogleビジネスプロフィールを運用していきます。