ふるさと納税と医療費控除で控除額0円ってなぜ?

ふるさと納税 生活

我が家の医療費が10万円を超えたので確定申告をすることになりました。この場合、ふるさと納税のワンストップ特例が適用されないので、ふるさと納税と医療費控除の両方を確定申告しようとしたのですが、壁にぶち当たりました。

それは、国税庁のサイトで、「確定申告書等の作成はこちら」からマイナンバーカードを利用して申告していくのですが、何度やっても控除額が0円になるのです。

まずは使った医療費を医療費集計フォームに入力

国税庁サイトから医療費集計フォームのエクセル(拡張子xlsx)をダウンロードして、そこに薬局で購入した医薬品や病院の診察費などを入力していきました。

このフォームへの入力は簡単に終わりました。

いざ、確定申告書の作成

マイナンバーカードを連携して申告を進めます。我が家ではパソコンを利用して申告しています。

マイナンバーと連携するために、パソコンに表示されたQRコードをマイナポータルアプリにあるQR読み取り機能で読み取ります。(スマートフォンの通常のQR読み取りでは出来ません!ここは最初に躓きました。)

うまくマイナンバーと連携はできたものの

マイナンバーとの連携はなんとか出来ましたが、医療費を連携させると「医療費のお知らせ」にある通りの金額が反映されました。

いやいや、そうじゃなくて、それ以外の薬代を追加申告したいのにどうすればいいんだろうと悩みました。

そこは、一旦連携した医療費を削除して、あらかじめ作成した医療費集計フォームのエクセルをアップロードすることで解決できました。

次にふるさと納税を入力してみるが、控除額0円って?

さあ、ふるさと納税を入力していきます。5団体の寄付金を申告します。

入力が終わってからウインドウが開くと「控除額0円」と表示されました。

あれ、おかしいなあ?そんなはずではないのに。としばらく悩み、何度も最初からやり直しました。

なんどやっても0円という結果になるので、医療費を一旦削除して試してみましたが、やはり0円という表示になります。

マイナンバー連携について、とんだ思い違いだった

結論を言いますと、収入が0円のままで申告をしていたからです。

源泉徴収票を見ながら給与所得や保険などの数値を入力すると、ふるさと納税の控除額が表示されるようになりました。

マイナンバーと連携していることで当然源泉徴収票も読み込まれていると思い込んでいました。なぜなら医療費を連携するだけで金額が読み込まれていたのですから。

私はわかりませんが、源泉徴収を連携させる方法があればすんなりできたのでしょうが、申告の過程では見当たりませんでした。

すごく単純なことでしたが、ここまでたどり着くのに数時間かかりました。この現象を検索しても出てこなかったので本当に困りました。検索して出てきた情報は、「医療費控除とふるさと納税は併用できる」とか「控除額の計算式」ばかりでした。

ふるさと納税で失敗しないように、ある程度計算していたので結果は良かったですが、本当に失敗したのではないかと冷や汗をかきました。