小指のバネ指を病院に行かずに治したストレッチ方法とは

ゴルフ

アラフィフの男性です。
44歳でゴルフにはまり、毎日のように練習場に通って数百球打っていました。

何も知らない私は、力一杯グリップを握りしめ、力任せに飛ばそうとしていました。

そういう毎日を繰り返していると、両手の小指に異変が出てきました。

朝目覚めると、ほとんどの指がこわばっていていました。

特に小指がひどい状態でした。

そこで、無知な私は、「ほぐせば良いかもしれない」と思い、手のひらをグー、パー、グー、パーしてみました。

すると、パーをする時に小指の関節が「カクン」と、なにかに引っ掛かっているかのようになりました。

40数年生きてきて、はじめての出来事でした。

そして、ある程度ほぐした後、日常の生活に戻り、会社につく頃にはいつもと変わらなく両手指はスムーズに動いていました。

(ところが、これからとんでもないことになっていきます。最後までお読みください。)

ちゃんと治したいので、ゴルフ練習もほどほどにしようと、少し控えました。

お風呂でもグー、パー、グー、パーをして、「カクカクしないし、これはもう大丈夫かな」と思い、就寝しました。

ところが、翌朝。

起床時に手指のこわばりは一層ひどくなり、小指のカクカクが気になってしかたありません。

これまでやってきたことと同じようなことを繰り返してきましたが、だんだん症状がひどくなる一方です。

最初は朝だけ症状がでていたのが、一日中ずっと指がこわばったままです。

会社でマウスを使っていても、指が痛くなり仕事がまともにできる状態ではなくなりました。

検索で調べてみると、バネ指とか屈腱炎と呼ばれる症状と同じでした。

ひどくなると手術をしないといけない場合もあるらしく、これはヤバいと思い、まずは接骨院に行ってみました。

まずは先生に経緯と症状を伝えました。

電気治療の後にマッサージを受けるという施術でした。

これを週に2回続けました。

しかし、若干緩和するものの、一向に回復しません。

仕事中もずっと指のカクカクはおさまりません。

なんとか治す改善方法がないか、自分でできることを探すべく、GoogleやYouTubeで色々調べました。

低周波治療器も買って、毎日試しました。

しかしながら、どれを試しても良くなりません。悪化する一方です。
もう、指を動かすことが怖くてしかたなくなりました。

かといって、手術をする勇気はありません。

ある朝目覚めたとき、ふと、毎朝恐る恐るグー、パーしていたのをやめて、指を動かさないでおこうと思いました。

おもむろに、両手を合わせて指と指を交互に組み合わせて握り、手首を回す動きをしました。

手指を組み合わせると、不思議と指のこわばりがあまり気にならないのてす。

手首何度か回したあと、カクカクしていた指をそっと曲げると、ほんの少し気持ちだけ緩和された感じがしました。あまり動かすと良くなかもしれないと考え、気になるけど動かさないよう我慢しました。

なるべく動かさないよう、毎日手首を回す運動を続けました。
馴れてくると右回りだけだったものを左回りにしたり(最初は上手く回せない) しました。

私の場合は手首を回す際に、どの角度でも可動域一杯まで回してみると調子が良かったです。

おそらく、小指そのものに原因があったのではなく、ここからずっと肩まで繋がっている筋に問題があるのではと考えました。

そこで、手首を回すことに加えて、肘の曲げ伸ばしと旋回をするようにしました。
また、手をぶらぶらさせることもしてみました。

もちろん小指は動かさないままです。
気になるからといって、カクカクさせると余計にいけなかったのかもしれません。
他に原因のあるところをしっかりストレッチすることが良かったということです。

それから徐々に回復していき、痛みも緩和され、小指の曲げ伸ばしでカクカクすることもなく、マウスを動かしても、ペンを持っても違和感はほぼなくなりました。

年齢のせいか、私の場合はこの自力で治す方法で数ヶ月もかかりました。

対処法を知るのと知らないので大きく違います。良くない自己療法でもダメですし、お医者様に頼り切りでもダメだと感じました。

もちろん、お医者様や整骨院の先生はプロなので、屈腱炎の治療法のノウハウはお持ちです、
電気治療、マッサージ、テーピング、薬の投与、注射、手術など。

しかし、自分自身が同じ体験をすることがほとんどないと思われます。
おそらくこの痛みと違和感は、かかった人にしかわかりません。本当に辛かったです。
やっぱり自然治癒で治したいものです。切開などしたくありません。

もし、屈腱炎でお困りの方がこの記事を読んで少しでも参考になればと思います。

まとめ


注意したこと
朝、指がこわばっていても指を無理に動かさない。わざとカクカクさせない。できるだけ安静。


日々実践したストレッチ
両手指を組んでぐるぐる回す。
肘を曲げ伸ばしする。
手のひらを下に向け、腕を伸ばしたまま旋回。